不妊治療から考える社会

私にはこどもが一人いる
そろそろ二人目と思ったがなかなか出来ない
自宅から徒歩圏内にレディースクリニックがあったため受診したのは昨年の9月

黄体機能不全だそうだ

治療もなにも、ここは対処をしてくれるところだろうと半ば諦めている

治療費(だから対処費)も高額だ

この社会が本気で少子化対策を打っているとは思えない

社会の問題に直面して割りを食うのは私が女性だからだろうか

女性であることはやめられないので甘んじて治療を受けなくてはいけないのだが

ここのクリニックの医師は通院している女性が好き好んでこの状況を選んでいると思っているのだろうか

こううまく行かないときには、社会であるとか、そういった周りの環境のせいにしたくなる

社会が悪いのではないか

女性は男性と対等であると、ろくに環境も整備しないままに声高に叫ぶ社会

男性と同じ待遇であると騙されて働き続けた結果、最適な妊娠の時期を逃し、高額な対処費を払わせる社会

この状況にいつまで知らないふりが出来るのだろうか